こんにちは、ハウスメイクの齊藤です。
本日は、最近耳にすることの多くなった海外の意見を取り入れた
住宅のあり方をご紹介します。
まずは、専門用語のご説明です。
スケルトン
構造体・骨組み。躯体(くたい)ともいう。
家を作る際に柱や壁、床などの基礎は構造の強度に関わる大切なものです。
木造やブロック造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの種類があります。
どのような種類のものを使用しても柱や壁、床、梁、基礎がしっかりとしていなければ安全とは言えません。
スケルトンとは、家の大事な基礎の事です。
スケルトン住宅とは?
実はスケルトンとはオランダからやってきた住宅のあり方なんです!
空間自体を街並み(ティッシュ)・住宅建物(サポート)・住戸(インフィル)の3つのレべルに分離して考えていて、
それぞれの項目にあった互換性や耐久性などの良いところをを適切にデザインし、建設しようというものだそうです。
これからの暮らしが豊かで快適なものになるように、住宅を有効に活用できるようにつくることを目指しているのですね。
つまり、長期的に有効に住宅に住み続けていこうと考えると、寿命の長い躯体と、短い内装や設備などを分けて考えたほうが経済的にもお得ですよね!
たとえば住宅、内装、設備の関係を、箱とその中身の別に分けて考えるとわかりやすいと思います。
住宅は箱でたとえられ、なるべく頑丈で長持ちするようにつくります。
箱の中は内装・設備で、比較的自由に変更できるという考え方です。
このように、海外の思想が日本の住宅に大きく影響を与えていることは少なくありません。
しかし、海外と日本では気候がずいぶんと変わります。
日本の気候にあった住宅の考え方と海外の住宅の良い部分を集めていけると良いですね。
ハウスメイク・齊藤