こんにちは、ハウスメイクの齊藤です。
台風が来ているので雨の量が多いですね。
本日は、とても建物のために重要であり、家の印象に大きく影響するにもかかわらず、
あまり注目されない「雨とい」について書いていこうと思います。
では、雨といの役割とは何でしょうか?
●雨水が軒先・軒裏や外壁にまわって建物が腐食することを防ぎます。
●躯体や基礎回りへの雨水の侵入によるジメジメや湿気から住まいを守り、快適性を高めます。
●軒下地面が雨だれで掘り下げられ、外壁庭木などを傷めるのを防ぎます。
実に重要なですね!
次に雨といの材質です。
●樹脂製
価格が安い
※しかし、価格差がある
デザイン性の高い角型や、屋根との一体型が人気
外気の影響が受けやすいため、伸縮やたわみの恐れがある。
※対候性が高いものもあります。
●金属製
樹脂製より割高
木造の純和風住宅には経年変化が楽しめる銅の雨といもある
外気の影響に強い。材質にもより幅はあるが、色あせが少ない
ここまで書き、必要性はおわかりいただけたかと思います。
しかし、家の印象にもかかわるというのはどういうことでしょうか?
施工事例でご紹介いたします。
施工前は破風板と呼ばれる部分に合わせて白っぽいお色でした。
施工後は、屋根の部分に合わせ、破風板も、雨といも同職系にしました
正面から見たとき、グッとしまった印象を受けられるのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
私事ですが、数年前の大雪の際に雨といが落ち、
修理するまでの間、大屋根からの雨水がベランダに落ちる音が気になり
家族全員でイライラ。地面に落ちた跳ね返りで、窓がとても汚れ大変だった。といった体験がございます。
目立たない存在ですが、色々な面で、大切な雨といですので、
ぜひ一度 お住まいの周りをぐるっと一周し、
外壁や、屋根、そして雨といを点検なさってくださいね。
※決して屋根に登るなど、無理はなさらないでください。
ハウスメイクは 外壁や屋根の塗装などと一緒に雨といの修理も承れますし、
診断に伺った際は、雨といも一緒に見させていただきます。
ハウスメイク 齊藤