こんにちは、ハウスメイクの布施です。
本日は、窯業系サイディングについて書きたいと思います。
窯業系サイディングとは、 セメント質材料、繊維質材料、混和剤、水で作られたサイディングです。
一般にサイディングといえば、窯業系サイディング のことを指します。
窯業って何のことでしょうか?
窯業(ようぎょう)は、粘土、ケイ砂、石灰岩などから陶磁器、瓦、ガラス、セメントなど、
非金属原料を高熱処理して作るものを製造する工業で、窯(かま)を使用するため、窯業と呼ばれています。
つまり、窯業系とは、窯(かま)にセメント質材料、繊維質材料、混和剤、
水などの材料を入れてかき混ぜたものを、成型して作ったもの、ということです。
ボールに小麦粉や卵、水を入れてかき混ぜてから、クッキーやホットケーキを作る、
というイメージに近いですね。
セメント以外の材料を混ぜることで耐火性がありつつ、軽量化を実現しています。
窯業系サイディングは、外壁面の塗り替えや、ジョイント部分のシーリング材の打ち替えが必要になります。
以前は7~10年に一回は、塗り替え工事が必要でしたが、グレードによっては、
15~20年に一回程度のメンテナンスで済むものもあります。
また、近年、旭トステムやニチハから、シーリングレスのサイディングも発売。
これにより、メンテナンス頻度は、20年に一度となり、
メンテナンスコスト削減や住宅の長寿命化が実現しています。