お読みいただきありがとうございます!『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』です。
外壁塗装工事の費用は、建物の大きさや形状、塗料、劣化状態など、さまざまな条件で変わるため、一概に「50坪はいくら」とは言えません。
そのため、適正価格で工事を受けるためには、費用相場を把握しておくことが重要です。
この記事では、延床面積50坪の住宅にかかる外壁塗装の費用相場や塗料別の見積もり例、工事費用を安く抑えるコツについて解説します。
50坪以外の外壁塗装の費用相場については「【外壁塗装の費用相場】50坪、40坪、30坪、20坪など坪数ごとに解説」など解説しています。
【目次】
- 1.50坪の外壁塗装の費用相場は90~150万円
- 1-1.塗料の種類別の見積例
- 2.50坪の外壁塗装の費用の内訳
- 2-1.材料費(塗料など)の相場
- 2-2.足場代の相場
- 2-3.人件費(施工費)の相場
- 2-4.その他諸費用
- 3.50坪の外壁塗装費用を自分で計算する方法
- 3-1.塗装面積する外壁面積の求め方
- 3-2.塗料の種類を選んで単価をかけ合わせる
- 3-3付帯費用を足す
- 4.50坪の住宅を適正価格で塗装するためのポイント
- 4-1.塗料選びに気を付ける
- 4-2.相見積もりを取る
- 4-3.追加費用に注意する(見積が安すぎる場合は注意)
- 5.50坪の外壁塗装の費用を安く抑えるコツ
- 5-1.助成金・補助金を利用する
- 5-2.火災保険を利用する
- 6.50坪の外壁塗装費用まとめ
1.50坪の外壁塗装の費用相場は90~150万円
50坪の戸建て住宅を外壁塗装する場合の費用相場は90~150万円です。
屋根塗装も同時に行う場合は、20~30万円程度追加でかかるため、110~180万円程度です。
ただし、塗装費用は塗料の種類や建物の形状、劣化状態、立地などによって変わってくるため、費用相場はあくまで目安としてお考えください。
坪数の近い40坪、60坪の外壁塗装の相場についても以下の記事で解説しています。
「40坪の外壁塗装の費用相場は「60万円~150万円」!価格を抑える方法」
「【60坪の外壁塗装】費用相場は120~180万円!適正価格や見積もり方法、注意点について
1-1.塗料の種類別の見積例
外壁塗装にかかる工事費用は、使用する塗料によって大幅に変動します。
50坪の戸建て住宅にかかる塗料ごとの費用相場は以下の通りです。
塗料の種類 | 50坪の費用相場 |
---|---|
アクリル | 50~100万円 |
ウレタン | 90~120万円 |
シリコン | 100~130万円 |
フッ素 | 110~140万円 |
遮熱・断熱塗料 | 120~150万円 |
光触媒などの無機塗料 |
130~160万円 |
※上記の価格は外壁塗装のみの費用相場です。外壁塗装工事と屋根塗装を同時に行う場合、上記金額に20~30万円ほど追加で費用がかかります。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、1度の足場設置で済むため、足場代や材料費の運搬、撤去費用などを節約できます。
屋根塗装の費用相場については「屋根塗装の相場は40万円~!坪数ごとの相場や塗装が必要な症状など」こちらで詳しく解説しています。参考にご覧ください。
また、足場は平米あたり600円~800円程度かかるため、建物が大きいほど節約効果が高いです。50坪の住宅は、日本では比較的大きい部類に入るため、費用を節約したい場合は同時に検討するとよいでしょう。
「千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
「ハウスメイク」については以下のページもご覧ください!
2.50坪の外壁塗装の費用の内訳
塗装工事には、塗料などの材料費だけでなく、足場代や人件費など以下のような費用がかかります。
外壁塗装の内訳 | 費用の割合 |
---|---|
材料費(塗料) | 20% |
足場代 | 20% |
施工費(人件費) | 30% |
その他費用 | 30% |
業者によって多少異なりますが、内訳の目安は「材料費20%」「足場代20%」「施工費30%」「その他費用30%」です。
大まかでも費用の割合を把握しておけば、請求書を見たときに異変に気づきやすくなります。
目安の割合から逸脱している場合は、業者に詳細を確認してみてください。
2-1.材料費(塗料など)の相場
外壁塗装の費用は、下表の通り塗料の種類(グレード)によって大きく変動します。
グレード | 1m2あたりの単価相場 |
耐用年数 |
---|---|---|
アクリル | 1,000円~1,800円 |
5年~8年 |
ウレタン | 1,700円~2,500円 |
7年~10年 |
シリコン | 2,300円~3,500円 |
10年~15年 |
フッ素 | 3,500円~5,000円 |
13年~20年 |
断熱塗料 | 4,000円~5,000円 |
15年~20年 |
光触媒などの無機塗料 | 3,800円~5,500円 |
15年~25年 |
※上記は目安です。費用や耐用年数は商品・メーカーによって異なります。
塗料代は塗装費用の20%を占めることから、安価な塗料に目が行きがちですが、値段だけで低グレードの塗料を選ぶのはおすすめしません。
というのも、耐用年数は塗料グレードに応じて変わるからです。
低グレードの塗料は安価な反面、耐用年数が短いため、頻繁に塗り替えなくてはならず、トータルでかかるコストが高くなる可能性があります。
例えば、30年間で100万円の塗装工事を3回行うと300万円かかりますが、高グレードの塗料を使用した140万円の塗装工事が2回で済めば、280万円です。
1度に支払う費用は高グレードの塗料の方が高いものの、トータルでは20万円も安く手間も少なく済みます。価格と耐用年数のバランスを考えて選びましょう。
2-2.足場代の相場
外壁塗装工事では、安全かつ効率的に作業を進めるため、ほぼ必ず足場を設置します。
外壁面積 × 係数 1.3倍 = 足場面積
足場は建物の周囲を取り囲むように組み立てるため、外壁面積から1.3倍大きい面積が足場面積となります。
算出した足場面積に、足場単価「600円~800円/m2」をかけた金額が足場代です。
外壁面積198m2の場合、「198m2 × 1.3 = 257.4m2」となるため、50坪の足場代は15.4万円~20.5万円が相場となります。
2-3.人件費(施工費)の相場
人件費は、塗装や洗浄、養生、下地補修など職人の行う作業に対して発生する費用です。
項目 | 施工費(人件費)の相場 |
---|---|
塗料の飛散防止ネット | 200円/m2 |
塗装前の高圧洗浄 | 250円/m2 |
養生 | 300円/m2 |
シーリング補強 | 1,000円/m2 |
下地補修 | 10,000~20,000円 |
現場管理費 | 30,000~50,000円 |
廃材処理費等 | 10,000~30,000円 |
※上記はあくまで目安です。作業の状況によって費用は異なりますので、塗装会社へお問い合わせください。
2-4.その他諸費用
職人の交通費や事務手数料、利益などが含まれます。
「諸経費」「その他一式」といった記載が多い場合、詳細を確認しましょう。
その他、外壁塗装の費用にかかわる保証や施工時期や季節について、以下の記事で解説しています。
「外壁塗装の保証期間は何年?内容や注意点、トラブル防止のポイントについて」
「外壁塗装に最適な時期・季節は?家を長持ちさせるベストタイミングとは」
こちらもご覧ください。
「千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
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3.50坪の外壁塗装費用を自分で計算する方法
外壁塗装費用は自分でも算出できます。
あらかじめ塗装費用を算出しておけば、見積もりの適正さを判断する材料の1つになります。
3-1.塗装面積する外壁面積の求め方
外壁塗装費用を算出するには、まず外壁面積求める必要があります。
延べ床面積(坪数×3.3m2) × 係数 1.2倍 = 外壁面積
坪数に3.3m2をかけた延べ床面積に、1.2倍をかけた数値が塗装する外壁面積です。
50坪の戸建て住宅の外壁面積を計算してみると、「165m2(50坪×3.3m2) × 1.2 =198m2」となります。
ただし、窓やドアといった開口部の多きさや個数、建物の形状によって外壁面積は変わってくるため、あくまで目安としてご覧ください。
3-2.塗料の種類を選んで単価をかけ合わせる
塗装する外壁面積を算出したら、塗料代を算出しましょう。
外壁面積 × 塗料の単価 = 塗料の費用
塗料代は、外壁面積に使用する塗料の単価をかけ合わせると、算出できます。
50坪の戸建て住宅にかかる塗料費用の目安は以下の通りです。
塗料の種類 | 単価相場/m2 | 60坪の塗料費用※外壁面積198m2 |
---|---|---|
アクリル | 1,000円~1,800円 | 198,000円~356,400円 |
ウレタン | 1,700円~2,500円 | 336,600円~495,000円 |
シリコン | 2,300円~3,500円 | 455,400円~693,000円 |
フッ素 | 3,500円~5,000円 | 693,000円~990,000円 |
断熱塗料 | 4,000円~5,000円 | 792,000円~990,000円 |
光触媒などの無機塗料 | 3,800円~5,500円 | 752,400円~1,089,000円 |
※費用は商品・メーカーによって異なるため、目安としてご覧ください。
3-3付帯費用を足す
塗料費用を算出した後、養生や下地補修、現場管理などの付帯費用を足し合わせると、外壁塗装費用を算出できます。
項目 | 施工費(人件費)の相場 | 50坪の付帯費用 |
---|---|---|
塗料の飛散防止ネット | 200円/m2 | 30,000円~50,000円 |
塗装前の高圧洗浄 | 250円/m2 | 40,000円~60,000円 |
養生 | 300円/m2 | 60,000円~100,000円 |
シーリング補強 | 1,000円/m2 | 140,000円~180,000円 |
下地補修 |
10,000~20,000円 |
|
現場管理費 |
30,000~50,000円 |
|
廃材処理費等 |
10,000~30,000円 |
※上記はあくまで目安です。塗装業者や建物によって金額は変わりますので、詳細は塗装業者にお問い合わせください。
「千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
「ハウスメイク」については以下のページもご覧ください!
4.50坪の住宅を適正価格で塗装するためのポイント
日本の平均的な住宅よりも大きい50坪の戸建て住宅の場合、100万円以上かかると考えておきましょう。
ここでは、余計な出費を防ぐためのポイントについてご紹介します。
4-1.塗料選びに気を付ける
外壁塗装工事の総額費用は、塗料代で大きく変わるため、塗料選びは重要です。
一般的に、塗料はグレードが高いほど耐用年数も長くなるため、塗装工事の回数を減らせます。
逆に、低グレードの塗料を選ぶと頻繁に塗り替えなくてはならなくなり、かえって出費が増大します。
例えば、
●ウレタン塗料…90万円(耐用年数10年)
●フッ素塗料…110万円(耐用年数15年)
の30年間でかかる塗装費用を計算してみると、ウレタン塗料は270万円、フッ素塗料は220万円です。
1度に支払う工事費用はウレタン塗料の方が安いものの、トータルではフッ素塗料の方が50万円も安く済むことが分かります。
したがって、「建て替えまでの数年持てばいい」など、短期間の居住を前提としている場合を除き、長期的なコストを考えて選ぶと費用を抑えられます。
なお、おすすめの塗料や塗料の選び方については、以下の記事で解説しています。
「【外壁塗装屋が解説】おすすめの塗料ベスト5 !シーンごとの最適な塗料も紹介」
「外壁塗装の種類を徹底解説!塗料選びに迷っている方は必見です!」
4-2.相見積もりを取る
外壁塗装工事を行う際は、必ず複数の業者から相見積もりを取りましょう。
1つの業者にしか見積もりを取らない場合、他社と比較できないため、その見積もりが適正かどうか分かりません。
相見積もりをすれば法外な金額を提示されることもありませんし、業者ごとの対応を比較できるため、業者選びで失敗するリスクを減らせます。
ただし、多すぎても手間になるので、3社程度を目安に見積もりを依頼すると良いでしょう。
4-3.追加費用に注意する(見積が安すぎる場合は注意)
外壁塗装工事の費用は、業者によって多少異なります。
とはいえ、足場や養生、高圧洗浄、下地補修など、安全かつ適正な塗装工事を行うには、それなりの費用がかかるため、相場から大幅にズレることはありません。
そのため、「足場代無料キャンペーン」や「即日契約で50万円値引き」のように、大幅な値下げで交渉をしてくる業者には注意が必要です。
例えば、「この部分は見積もりに含まれていないから、直すには追加でいくらかかる」などと、契約後に追加費用を請求し、結果的に工事費用が高額になるケースもあります。
他にも、
●塗料グレードを落とす
●必要な補修をしない
●規定の希釈率以上に塗料を薄める
●塗装回数を減らす
といった手抜き工事をする可能性があります。
このように、契約後に何らかのトラブルが発生する可能性があるため、見積もりが安すぎる場合は詳細を確認してみてください。
見積もりに各工程の費用が含まれているかを確認した上で、大幅値引きの内容について確認し、業者の説明を聞きましょう。
納得できる説明がされなかった場合、施工トラブル発生のリスクが高いため、依頼してはいけません。
なお、優良業者の選び方については「外壁塗装の業者選び方8ポイント!トラブル対策や悪質業者対策について」でも詳しく解説しています。
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「ハウスメイク」については以下のページもご覧ください!
5.50坪の外壁塗装の費用を安く抑える方法
外壁塗装費用を抑える方法は、業者選び以外にもいくつかあります。
ここでは、50坪の外壁塗装費用を安く抑える方法について、ご紹介します。
5-1.助成金・補助金を利用する
外壁塗装工事を行う際は、国やお住まいの地域の自治体が用意している助成金・補助金を確認してみましょう。
国や各自治体では、さまざまな助成金・補助金を用意しており、中には外壁塗装や屋根塗装といった住居に関するものもあります。
公的機関が提供している助成金・補助金は返済する必要がないため、受給できれば工事費用の自己負担を大幅に抑えられます。
助成金・補助金の内容は自治体ごとに異なりますが、以下のような条件を満たした場合、「工事費用の一部を補助する」という内容が多いです。
●工事費用〇〇万円以上
●自治体が定めた業者を利用する
●築〇年以上の住宅の修繕
●その住宅に〇年以上住んでいる
●税金の滞納がない
近年では、省エネ効果のある遮熱・断熱塗料を使用した塗装工事が対象となる助成金が増えています。
お住まいの自治体ホームページまたは「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」から、利用できる補助金・助成金を確認しましょう。
5-2.火災保険を利用する
外壁塗装や屋根塗装工事には、火災保険が適用されることもあります。
戸建て住宅向けの火災保険は、風災・落雷・雹(ひょう)・雪災など、自然災害の影響で受けた外壁や屋根の損害も適用範囲に含まれています。
「強風による外壁の破損」「雹による屋根の破損」などが発生した場合、補修費用として保険金が支払われる可能性があるため、加入している火災保険の内容を確認してみましょう。
一般的な火災保険の適用条件は、
●災害による破損がある
●被災してから3年以内に申請している
●各火災保険の補償条件を満たしている
です。
なお、保険事故が発生した場合、ケースごとに保険会社が調査して適用するかどうかを決めるため、上記の損害でも認められないこともあります。
ハウスメイクでは、面倒な火災保険の申請手続きも承っております。
当社で工事を依頼される際は、火災保険の申請も合わせてお気軽にご要望をお申し付けください。
「千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
「ハウスメイク」については以下のページもご覧ください!
6.50坪の外壁塗装費用まとめ
50坪の外壁塗装費用は、90万円~150万円と高額な費用がかかります。
相場の費用を把握しておき、複数の業者から相見積もりを取った上で信頼できる業者に依頼しましょう。
また、塗装費用は塗料の種類で大きく変動します。
いくら安くても頻繁な塗り替えが必要になれば、結果的に高くつくため、耐用年数と価格のバランスを見て選ぶことが重要です。
『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』は、7,000棟以上の施工実績を持つ、地域密着型の外壁塗装業者です。
日本ペイントの登録認定施工店なので、10年色褪せないプレミアム外壁塗装システム『ダイヤモンドコート』の施工も対応しています。
また、日本ペイントから認定を受けたリウォール診断士の資格を持つ当社の社員が、現場調査から工事完了まで一貫して対応するため、安心してお任せいただけます。
外壁塗装をご検討の方は、ぜひ『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』へご相談ください。