サイディング外壁に塗装は必要?塗替え時期や費用を解説 | 千葉の外壁塗装専門店 - ハウスメイク

施工事例掲載数
740
お客様の声掲載数
379
無料相談!気軽にお電話ください 0120-558-222 営業時間 9:00~20:00(水曜定休) 無料お見積り
外壁塗装基礎知識

サイディング外壁に塗装は必要?塗替え時期や費用を解説

お読みいただきありがとうございます!『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』です。

多くの住宅の外壁に採用されている、「サイディング」。
サイディング外壁の家に住んでいると気になるのが、塗装は必要なのかどうかという点ではないでしょうか。
また、必要であればどのタイミングで施工すべきか、費用はどれくらいかかるのかについても気になる方が多いでしょう。

この記事では、サイディング外壁の塗装について詳しく解説します。
住宅を長く大切にしていくために、ぜひサイディング外壁についての知識を深めていきましょう。

1. そもそもサイディング外壁とは?

サイディング外壁は、住宅の骨格に合わせて細長いパネル状の外壁材を張る工法です。
北欧が発祥のサイディング外壁は、パネル状の外壁材「サイディングボード」を使うことにより仕上がりが早いことが特徴です。
近年では、日本の住宅の7~8割はサイディング外壁を採用しているとされています。

以前まで日本国内では、左官によるモルタル外壁が一般的でした。
風情ある仕上がりが特徴のモルタル外壁ですが、専門技術が必要で、時間も手間がかかります。

一方でサイディング外壁はサイディングボードを張り合わせるだけなので、時間も手間もそこまでかかず、費用も安く抑えられることが特徴です。
さらに、耐用年数が長く色褪せや汚れにも強くなっています。

サイディング外壁は、主に下記4種類に分類できます。

種類 特徴 メリット
窯業系 セメントと繊維質などを使用 耐震性が高くメンテナンスが簡単
金属系 金属を使用 断熱性と防音性が高い
木質系 木材を塗装したボードを使用 断熱性が高く、木のぬくもりを感じられるデザインが魅力
樹脂系 塩化ビニル樹脂などを使用 撥水性に優れ、劣化しにくい

2. サイディング外壁に塗装は必要?

サイディング外壁はサイディングボードを張り合わせる工法ですが、表面の塗装には寿命があります。
そのため、ほかの外壁と同様に、定期的な塗装が必要です。

2-1.劣化や色あせを防ぐために必要

どの外壁材も耐久性などに違いこそありますが、雨風や紫外線の影響を受けて少しずつ劣化していきます。
タイルやレンガ外壁であっても、塗装こそ必要ないものの目地の修復が必要です。
サイディング外壁も長く使うほど色褪せなどが発生するため、ダメージを最小限に抑えるには定期的な塗装が欠かせません。

業者によっては、「サイディングなので将来塗装はいらない」と説明する場合があるようですが、塗装しないと外壁が劣化して雨水が浸みこんできてしまいます。

水分が浸みこむと外壁だけでなく住宅内部にまでダメージが及び、修復費用が高くなることがあるため、注意が必要です。

3.サイディング外壁の塗替え時期はいつ?

サイディング外壁の塗替え時期はいつ?

定期的な塗装が必要なサイディング外壁ですが、どのタイミングで塗り替えるべきか悩むケースも少なくありません。
塗り替えのベストタイミングは住宅それぞれで異なりますが、一般的な目安を考慮して実施していくと安心です。

また、塗り替え時期ではなくても、劣化の症状がある場合は早めにメンテナンスする必要があります。

目安は築10〜15年

一般的に、サイディング外壁の塗り替えは10~15年が目安です。
とは言え、海沿いで塩の影響を受けやすいなどの特殊な環境にある住宅の場合、10年以下の短いスパンで塗り替えが必要な場合もあります。

また、使われている塗料によっても耐久性に差が出るため、塗料の種類が分かる場合は下記も参考にしましょう。

ちなみに、近年、国内シェアが高いのは「シリコン系」です。

塗料 塗り替え時期
フッ素系 12~20年
シリコン系 8~15年
ウレタン系 5~10年
アクリル系 3~8年

3-1.劣化のサインがあれば塗替えの検討

目安となる時期に達していなくても、劣化症状があるのなら塗り替えを検討する必要があります。
劣化症状を放置すると症状が悪化し、塗装だけでなく修復しなければならないケースも出てくるでしょう。

塗り替え費用を抑えるためにも、ここでご紹介する劣化のサインを発見したら、早めに塗り替えを検討しましょう。

3-1-1. チョーキング現象

外壁を触ると白っぽい色の粉がつく症状を、チョーキング現象と呼びます。

塗装によってできた塗膜が薄くなり防水性が低下している現象です。
チョーキング現象を放置してしまうと、雨による被害が大きくなります。

早めにメンテナンスを行い、防水性の維持をこころがけましょう。

3-1-2. 外壁のひび割れ

小さなひび割れでも、放置すれば雨水の進入路となります。
建物そのもののダメージにつながる恐れがあるため、大変危険です。

外壁表面だけでなく、下地にひびが入ることもあります。
雨水が染み込むと断熱材にカビが発生する危険があるため、早めのメンテナンスがおすすめです。

3-1-3. 塗膜の剥がれ

塗膜が剥がれているということは、塗膜の効果が消滅している状態です。
雨水を防ぐことができず、外壁材や建物内部に水が浸入してしまいます

少しでも早く塗り直さなければ、ダメージが広がってしまうため注意が必要です。

3-1-4. コーキングのひび割れ

サイディングボードの隙間を埋めているコーキング部分のひび割れも、塗り替え時期を示すサインです。

伸縮性があるコーキングですが、年月が経てば硬化してひび割れを起こし、雨水が侵入してしまいます。
ひび割れが悪化する前に、早めに対処しましょう。

3-1-5. 色褪せ

経年劣化によって起こる色褪せも、決して軽視してはいけません。
色が薄くなったり白っぽくなったりする色褪せは、紫外線により塗装が薄くなることが原因で起こります。
放置するとチョーキング現象に発展するため、塗り替えを検討し始めたい時期です。

3-1-6. カビや藻の発生

カビや藻は、水分がある場所でどんどん増殖します。
サイディング外壁で発生しているということは、塗装による防水効果が切れて水分を含み、カビや藻が育つ環境になっていると考えられます。

カビや藻は塗膜の内部まで根をはるため、早めに除去するとともに塗装を塗り直して防水性を高める必要があります。

4. サイディング外壁に自分でDIYはできる?

サイディング外壁に自分でDIYはできる?

サイディング外壁の塗装は、部分的な塗装や色褪せ、チョーキングなどの症状であれば、自分でDIYすることも可能です。
ただし、高所での塗装作業には大きな危険が伴うため、無理して作業しないことが重要です。

また、外壁がひび割れや塗装の剥がれ、カビや藻が発生している状況であれば、プロにしっかり修復・塗装してもらう必要があります。

どうしても自分で塗装するなら、施工前にDIYするメリットやデメリット、必要な道具や準備についても知っておきましょう。

4-1. DIYするメリットとデメリット

サイディング外壁をDIYで塗装するメリットは、コストを抑えられる点です。
プロの業者へ依頼するのに比べると、材料費だけで済むので費用を大幅に浮かせられるでしょう。

一方でデメリットは、主に下記の2点です。

  1. ● 高所作業は転倒などの危険が大きい
  2. ● キレイな仕上がりにするのは難しい

プロの業者へ依頼した場合、外壁全体に足場を組んで安全に作業できる環境を整えます。
DIYの場合も足場を組むことが推奨されていますが、脚立で作業するケースもあるため、安全面でのリスクが高い点には十分な注意が必要です。

また、塗装だけとは言え、キレイな仕上がりにするには技術が必要です。
DIYでは、プロのような美しい仕上がりにするのは難しい点も覚えておきましょう。

4-2. DIYに必要な道具と準備

サイディング外壁をDIYするなら、下記の道具を準備しておきましょう。

  1. ● ブラシ
  2. ● マスカー
  3. ● 刷毛
  4. ● ローラー、ローラーハンドル
  5. ● ローラーバケット
  6. ● 下塗り用の塗料(シーラー)
  7. ● 上塗り塗料
  8. ● 足場
  9. ● ヘルメット
  10. ● 安全帯

上記はホームセンターや塗料店で購入できるものが多いので、事前にしっかり準備しておきましょう。

また、高い場所の塗装も考えている場合は、足場も準備しておく必要があります。
脚立では安全性が低い上に移動に手間がかかるため、特に大規模な塗装なら足場を組むほうが安心です。

足場は購入も可能ですがレンタルできる業者もあるため、調べておきましょう。

4-3. DIYする場合の流れ

DIYは、下記の流れで進めます。

  1. 1. 水とブラシで外壁の汚れやカビを落とす
  2. 2. 1日ほど乾燥させる
  3. 3. 塗装しない部分をマスカーなどで養生する
  4. 4. 刷毛やローラーで下塗り用塗料(シーラー)を塗る
  5. 5. 乾燥させる
  6. 6. 上塗り塗料を刷毛やローラーで2~3回塗る
  7. 7. 乾燥させる
  8. 8. 養生を撤去する

広範囲を塗装するのは重労働である上に、キレイに仕上げるのは簡単ではありません。
安全性の面でもリスクがあるため、無理せずプロに依頼するのがおすすめです。

5. サイディング外壁の塗装にかかる費用相場はどれくらい?

サイディング外壁の塗装では、塗装費用がどれくらいになるのかもチェックしておきたいポイントです。
業者に依頼した場合とDIYした場合、それぞれの費用相場をご紹介します。

5-1. 塗装費用の内訳

塗装費用には、下記が含まれるのが一般的です。

  1. ● 塗料代
  2. ● 養生代
  3. ● 足場代
  4. ● 人件費を含む工事費用

5-2. 業者に依頼した際の費用相場

30坪ほどの一般的な2階建て戸建て住宅を塗装する場合、費用は60~100万円ほどが相場です。
ただし、使用する塗料によっても費用は変わります。
たとえば、一般的なシリコン塗料よりも、フッ素塗料は高額になるので注意しましょう。

5-3. DIYで塗装した際の費用相場

30坪ほどの一般的な2階建て戸建て住宅をDIYで塗装する場合は、30~70万円ほどが費用相場です。
足場代と材料費のみで安く抑えられますが、キレイな仕上がりにするのが難しく、失敗すると塗り直しが必要になり費用がかさむこともあります。

また、危険が大きい高所での作業も含むため、費用面だけでなく総合的に見て、プロに依頼することも検討してみると良いでしょう。

6. よくある質問

ここからは、よくある質問を3つご紹介します。

6-1.サイディングと吹き付け塗装、どちらが良い?

サイディングと吹き付け塗装はそれぞれにメリットがあるため、下記の点を比較してどちらにするか決定しましょう。

種類 特徴 耐久性 施工期間 費用(1m²あたり)
サイディング 材質やカラーバリエーションが多い 継ぎ目部分のコーキングが劣化すると耐久性が下がる 10~20日 3,000~7,000円
吹き付け塗装 風合いを細かく調整でき、高級感がある仕上がりになる 継ぎ目がない分耐久性は高い 7~10日 2,000~3,500円

6-2.モルタル外壁の塗装か、サイディングを張った方が良い?

現在モルタル外壁の住宅に住んでいるなら、再塗装するのかサイディングを張るのかの判断は難しいもの。
劣化がそこまで進んでいない場合はそのままモルタル外壁を維持するケースが多い一方で、モルタル外壁の上からサイディングを張る「カバー工法」を選択する人もいます。

カバー工法のメリットは、工事の手間がかからず費用も安く済むことです。
また、遮音性と断熱性が高くなります。
ただし、外壁の劣化が進んでいるとカバー工法ができないケースもあるので注意しましょう。

6-3.窯業系サイディングの塗料の種類は?

窯業系サイディングの塗料は、下記が一般的です。

種類 耐久年数
アクリル 3~5年ほど
ウレタン 5~7年ほど
シリコン 7~10年ほど
ピュアアクリル 15年ほど
フッ素 15年ほど
無機 15年ほど
光触媒 15年ほど

7. まとめ

サイディング外壁は定期的に塗装をすることで、その防水効果を維持し住宅を守ることができます。
DIYで塗装することも可能ですが、長く効果を維持して美しい外観を目指すなら、プロの業者へ依頼するのがおすすめです。

サイディング外壁のメリットを存分に活かして、大切な住宅をしっかりと守っていきましょう。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』は、10,000棟以上の施工実績を持つ、地域密着型の外壁塗装業者です。
国家資格の1級塗装技能士やリウォール診断士が在籍しており、有資格者が丁寧に、確かなアドバイスをいたします。
日本ペイントの登録認定施工店なので、10年色褪せないプレミアム外壁塗装システム「ダイヤモンドコート」の施工にも対応しています。
外壁塗装をご検討の方は、ぜひ『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』へご相談ください。

ハウスメイク外壁塗装基礎知識 一覧に戻る
無料お見積りのご相談はこちら

ページ上部へ戻る